上司の頼みを断れないあなたへ。断る勇気が、あなたを守る強さになる

こんにちは。自分の本音がわからない専門セラピスト みきこです。

今日は、会社で仕事を頼まれたときいつも間髪入れずに笑顔で、「できます」と引き受けて、蓋を開けてみたら自分の仕事が精一杯で頼まれた仕事に苦しんでいた時の話です。

あなたもそんなことあるのではないでしょうか?仕事で疲弊していませんか?このような考え方になるだけできっと少し気持ちが楽になるはずです。

「また頼まれてしまった…」
本当は手いっぱいなのに、上司からの頼みを断れない。
「できません」と言うだけのことなのに、心の奥で何かがざわつく。

「頼りにならないと思われたらどうしよう」
「期待に応えられない自分には価値がないかも」
そんな不安を抱えながら、今日もまた、無理をして引き受けてしまう。

でも、本当にそれで大丈夫?
あなたが本当に守るべきものは、なんでしょうか。

私はずっと、「いい子でいなきゃいけない」と思って生きてきました。
親に迷惑をかけないように、期待に応えられるように。
小さなころから「我慢」が当たり前だった私にとって、「断る」ことは“ワガママ”のように感じていたのです。

仕事に就いてもそうでした。
「引き受けてくれるよね」「おねがいね」と頼られたら、断れない。
「できません」と言うのは、自分が役に立たないと宣言するようで怖かった。

でも、実際は無理に仕事を引き受けてどうだったかというと―
自分の仕事が後回しになり、残業が増え、疲れがたまってミスをしたり、家に帰っても家族に八つ当たりしたり…。
職場のためにも、自分のためにも、誰のためにもなっていませんでした。

ある日、信頼している先輩に言われた言葉が、私の心を救ってくれました。

「断ることって、冷たいことじゃないよ。自分を守る手段だよ」
「自分のキャパシティを伝えるのは、むしろ誠実なコミュニケーションだよ」

この言葉にハッとしました。
私は「断る=相手を傷つける」と思い込んでいたけれど、実はそうじゃなかったんです。

本当の信頼関係は、「なんでも言うことを聞くこと」じゃない。
お互いの状況や限界を尊重し合えることが、信頼の土台なんですよね。

人は、「できるかどうか」で存在価値は決まりませんし、世の中に完璧にできる人なんていません。だから、すべての頼みに応えなくても、あなたの存在価値はなくならない。
「今は難しいです」「今は手一杯なので、他の方法をご提案します」と伝えることは、逆に、自分を把握し、周りの状況を考えて判断できる人ではないでしょうか?

できる人とするならば、他の人のために何でも引き受けることではなく、「他の人のために自分をことを考えられるか」なのだと思います。

「断る」って、最初は怖いです。
でも、それはあなたが不真面目だからじゃなくて、一生懸命な人だから。
責任感がある人ほど、断ることに罪悪感を抱きがちです。

だからこそ、自分に問いかけてみてください。
「今の自分に、本当にこれ以上できる余裕はあるだろうか?」
「無理して受けて、誰かにしわ寄せがいっていないだろうか?」

そして、勇気を出して、ほんの一言でいいんです。
「今は難しいです」
その言葉が、あなた自身を守り、あなたの人生を守る第一歩になります。

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