怒りは「好き」の裏返しって本当? ~自分の気持ちに気づくために~

こんにちは。

カウンセラーの美喜子です。

皆さん、日常でイラっとすることはありませんか? 例えば、家族の無神経な言葉、会社の社長の理不尽な要求、ニュースを見て腹が立つとき…。たちにとってごく自然なものです。

ところで、そんな「怒り」は実は「好き」の裏返しだと聞いたら、多分れるかもしれません。

「イライラ」の奥に隠れる本当の気持ち

まず、最近あなたがイライラしたことを思い出してみましょう。 例えば、家族があなたの気持ちを理解してくれなかった、仕事であなたの努力を周りが当然のように受け止めた…そんな出来事が思いました多分ありません。

では、なぜイライラするの? 考えてみると、イライラの考えには「わかってほしい」「こうなってほしい」というあなたの期待や思いが隠れていることが多いのです。だからこそ反応が生まれ、イライラという形で表れるのです。 興味がないことや関心の薄いことには、そもそもイライラさえ湧きませんよね。

「怒り」に隠した愛情や想い

例えば、「あの人にこうしてほしかった」「こうしたらもっと良くなるのに」という思いがある場合、怒りは相手に対して期待や関心、さらには愛情からきています。 しかし、「感情を出すと迷惑をかけられない」「自分の感情を出すのは恥ずかしい」と思い、自分の本心を抑えてしまいがちです。

特に、幼少期から自分の感情を主体とする習慣化している方にとって、「怒り」を含む感情を出すのはとても難しいことです。自分の中にある感情が、実は自分にとって大切な価値観や愛情を示していることに気づけるとしたら、表に出さないのはもったいないと思いませんか?

楽しくて嬉しいが認識しにくい理由

感情を抑えて生きてきた人にとって、「楽しい」や「嬉しい」といったポジティブな感情は意識しにくいかもしれません。ネガティブな感情は心に残りやすく、印象的な出来事として記憶していることが多いものです。

しかし、「楽しい」や「嬉しい」という感情を自分に許すのは、意外と難しいとは感じないかもしれません。 特に、「楽しんではいけない」「面白がってはいけない」といった価値観を持っている人にとって、それらを感じること自体が厳しい壁になることもあります。

怒りから見える本当の自分

では、自分の中の「怒り」や「イライラ」に向き合い、それを含めた本当の気持ちを見つける方法をご紹介します。

1. ノートに抱いてみる

まずは、ノートに自分の感情を書き出すことを始めてみましょう。また、この方法は効果的です。 最初は難しいかも知れませんが、日々繰り返すことで少しずつ自分の感情が見えてきます。

専門家に相談してみる

一人で感情に向き合うのが難しいと感じる場合、専門家に相談する一つの手段です。 カウンセラーと対話する中で、自分でも考えなかった本当の考えを言葉にしてもらって、理解が進むこと相手がいて、独りよがりではなく、客観的に自分を見つめることができるのです。

このように、怒りという感情を少しずつ紐解いていくと、その奥には自分の思いが見えてきます。 もしかしたら、大切にしていた「やりたいこと」や「好きなこと」、本当の自分が隠れているかもしれません。

怒りを出すから始まる「自分探し」

最近では、自己肯定感を高めるために「自分を大切にしよう」というメッセージがよく見られます。 でも、「自分の気持ちを大切にしよう」って言われても、なかなか気づかない…特に、自分の感情を抑えて生きてきた人にとっては、感情を表すのは難しいことです。

そこで、まずは自分がイラっとしたこと、腹が立ったことを思い出し、その感情に目を向けてみるのはいかがでしょうか。 また、大切な感情の一部です。ネガティブな感情も自分の一部であり、それが自分を知るための大切なツールになりえるのです。

隠れていた好きが見つかる

楽しい気持ち、面白い気持ちだけでなく、ネガティブな感情からも多くのことを学ぶことができます。 怒りの感情に向き合うことで、自分の中に隠れていた「好き」や「関心」、さらには「怒りは、ただの否定的な感情ではなく、自分を知るための鍵なのです。

「怒りは好きの裏返し」という言葉を意識して、まずは自分の感情に少しずつ耳を傾けてみましょう。

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