どうして私は、いつも頑張りすぎてしまうの?

こんにちは。カウンセラー美喜子です。

疲れているのに、また仕事で「大丈夫です」と言ってしまった。
予定がいっぱいなのに、またママ友のお誘いを「いいよ」と引き受けてしまった。

私もそうでした。大丈夫なふりをするのが上手です。あとで、つらかったんだよと伝えると、「え!全然わからなかった。言ってくれたらよかったのに。」といわれることがよくありました。

そんなふうに、毎日がんばりすぎてしまう人へ。

もしかしたらあなたも、子どもの頃から「ちゃんとしていること」を求められ続けてきたのかもしれません。
自分の気持ちより、相手の顔色や期待に応えてしまうクセが、もう当たり前になっているのかもしれません。

今日は、そんなあなたが少しだけ心をゆるめられるように、
「なぜ頑張りすぎてしまうのか?」を一緒に見つめながら、
最後にはホッとするヒントをお届けします。

真面目で責任感が強く、「ちゃんとやらなきゃ」と思っている人は、気がつくと自分にたくさんのプレッシャーをかけてしまいます。
周りからは「頼りになる人」「すごく頑張ってる人」に見えるけど、心の中では不安でいっぱいだったりします。

何かを頼まれても「自分でやった方が早い」「迷惑かけたくない」と思ってしまい、人に頼るのが苦手です。
「弱音を吐いたら負け」と感じる人もいます。

でも本当は、助けを求めていいし、頼っていいんです。
それを自分に許せないから、ひとりで全部背負ってしまうのです。

「断ったら嫌われるかも」
「わがままだと思われたくない」
そんなふうに思って、自分の気持ちを後まわしにしていませんか?

自分を大切にする前に、まわりのことを優先してしまう…。
でもそれが続くと、心がすり減ってしまいます。

その背景には、子どもの頃の環境や体験が関係していることがあります。

たとえば…

  • 小さい頃から「いい子」でいなければ愛されなかった
  • 自分の気持ちを話しても、受け止めてもらえなかった
  • 親が不安定で、自分がしっかりしなきゃと思っていた

そういう経験があると、
「ちゃんとしていないと愛されない」
「頑張らないと価値がない」
という思い込みが心の奥にできてしまいます。

それが、大人になった今でも、あなたを無意識に追い立ててしまうんです。

ここで、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

あなたが信じてきた「頑張らないとダメ」「人に迷惑をかけてはいけない」「ちゃんとしなきゃ」は、本当に正しいルールでしょうか?

もし、あなたの大切な友達が「疲れてるけど頼まれたから無理してやる」って言っていたら、
あなたはどう声をかけますか?

「無理しなくていいよ」
「自分を大切にしてね」
きっと、そう言うんじゃないでしょうか。

あなたが人に向けられるやさしさを、自分にも向けていいんです。

最後に、心がちょっと楽になる考え方を紹介しますね。

「がんばること」はすばらしいこと。
でも、「がんばらないこと」も同じくらい大切なんです。

たとえば、休む勇気、断る勇気、助けを求める勇気。
これらも立派な「力」なんです。

毎日、自分にこう問いかけてみてください。

「今日の私、疲れてない?」
「無理してない?ほんとはどうしたい?」

まるで、大切な友達に声をかけるように、自分にやさしくしてみましょう。

ちゃんとしていなくても、
弱音を吐いても、
うまくいかなくても、

あなたの価値は変わりません。
誰かに認められなくても、あなたはそのままで十分に価値がある人なんです。

もし今、あなたがいっぱいいっぱいで、
でも「もっと頑張らなきゃ」って思っていたら…

その思いを、少しだけお休みしてみませんか?

あなたはもう、十分がんばってきました。
これからは「自分を大切にするためにがんばる」そんな生き方も、選んでいいんです。

そして何より、
あなたは、頑張らなくても愛される存在です。

今日のこの言葉が、あなたの心にふっとあたたかく届きますように。

疲れてしまってどうしたらいいのかわからないようなときにはご相談ください

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