こんにちは、 カウンセラーの美喜子です。
日常生活の中で、私たちはつい「もっとやらないといけない」「完璧に頑張らなくてもダメ」と自分を追い込んでしまうことが多いですよね。 子どもの頃から親や周囲の期待に応えることを最優先にしてきたあなたは、自然と「完璧」を目指してしまう傾向があるかもしれません。
そこで今回は、完璧を求めすぎず、「ゆるさ」を持って生きることの重要さと、心に余裕を持つための大切なヒントを紹介します。
どうして 完璧主義が疲れてしまうのか?
完璧主義とは、すべてを完璧にやろうという考え方です。 学校での勉強や仕事、家事、人間関係に至るまで、何事も完璧にこなさないと気が済まない状態です。完璧主義は、一見すると良いことですよね。 なぜなら、周りから「よく頑張っているね」「いつもちゃんとやっててすごい」と評価されやすいからです。しかし、常に高い目標を自分に課し、それを達成できないと自己嫌悪に陥ることもあり、心の安定を保つことができません。
完璧を目指さない。「ゆるさ」を持つこと
完璧を求めることが悪いわけではありません。 でも、すべてを完璧にしようとすると、無意識のうちに自分を追い込み、ストレスがたまります。
「ゆるさ」とは、すべてを完璧にしようとするのではなく、「これで十分」「できたことは素晴らしい」と自分にOKを出す姿勢です。完璧主義の人は「あと20点足りない」とよく考えますが、「ゆるさ」を持つ人は「80点取れた自分を褒めよう」「次回はさらに「頑張ろう」と前向きに考えることができます。このように、「完璧じゃなくてもいい」と自分を許すことで、心の中に余裕が生まれストレスを減らし、毎日をもっと楽しく過ごせるようになるのです。
「ゆるさ」を取り入れる3選
では、具体的にどうすれば「ゆるさ」を取り入れようになるのでしょうか? ここでは、日常生活の中で「ゆるさ」を取り入れるための3選を紹介します。
①小さな失敗を許す習慣を持つ
たとえば、家で何か料理を作ってて、少し焦ってしまったとします。 完璧主義の人は「 「失敗した」と自分を責めるかもしれませんが、ここで「これも料理の一部」と思うことで、心が軽くなります。 少しの失敗も「これで十分」と許せることで、余裕がうまれます。
②自分を甘やかす時間をもつ
忙しい毎日の中では、自分に厳しくなってしまいがちですが、リラックスする時間を持つことはとても大切です。お風呂に入る、お気に入りの映画やドラマを見て、温かい飲み物を飲みながらのんびりするなど、自分を甘やかす時間を持つことが大切です。すると、気持ちも安定でき、幸福ホルモンも出やすくなります。
③今できることに集中する
最後に、「今できること」に集中することを心がけましょう。 完璧主義の人は、未来のことや、常にすべての課題を完璧に達成することを考えがちです。今に集中することで、小さな幸せや達成感を味わうことができます。また、 「いまはこれで十分」という満足感が生まれやすくなります。
「ゆるさ」を持つことで自分を認められるようになる
「ゆるさ」を取り入れることで、心の余裕が生まれるだけでなく、自己肯定感もあります。自分に厳しくしていた時は、何かを達成しても「まだ足りない」「もっとやらなきゃ」と感じることが多かったかもしれません。しかし、「ゆるさ」を持つことで、小さな達成にも満足し、「よく頑張った自分」が認められるようになります。
また、他人に対しても寛容になれます。自分に余裕があると、周りの人の失敗やミスにも寛容になり、コミュニケーションがスムーズになることが多いです。人間関係も良好になり、ストレスも軽減されます。
完璧を求めすぎず、もっと楽しく生きよう
完璧を目指さないことで、心に余裕ができ、毎日がもっと楽しくなります。 日常生活の中で「これで十分」「今の自分で大丈夫」と自分を許す「ゆるさ」を持つことで、ストレスが減り、充実感が増していきます。
年末に向かい、忙しくなってくる季節、季節の変わり目で気分も体調も崩しやすい時期です。
自分を甘やかす時間を多くとり、ゆったり充実したときでリラックス、幸せホルモンを出して心を安定させませんか?今日から少しずつ、「ゆるさ」をもってと自分を完璧でなくてもいいんじゃないと、心の余裕を持てるようにしていきましょう。
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